自分に合った転職エージェントを利用することは転職を成功させるための重要な要素です。
外資系企業をターゲットにしている人で、「LHH転職エージェント」に登録しようか検討している人もいるでしょう。
LHH転職エージェントに関する情報は、ネット上でも多岐にわたりますが、実際に利用している人の評判は少ないのが実情です。
「LHH転職エージェントって実際どうなんだろう?」
そんな疑問を持つあなたのために、筆者が自ら利用したリアルな体験をもとに、LHHの評判を徹底解説します。
具体的なサービス内容や利用者の体験談、強みと弱みを徹底的に分析し、メリットとデメリットをお伝えします。
この記事を読むことで、LHH転職エージェントの全貌が把握でき、なぜ登録した方が良いのか理解できるようになります。
利用者の目線でわかりやすく解説しているので、ぜひ最後までお付き合いください!
LHH転職エージェントとは?
まずはLHH転職エージェントについて以下の3点を簡単に説明します!
- LHH転職エージェントの概要
- 提供されるサービスの特徴
- LHH転職エージェントの主な採用企業
①LHH転職エージェントの概要
LHH転職エージェントは、世界最大の総合人財サービス企業アデコグループが展開する転職エージェントブランドで、外資系企業への転職サポートに強みがあります。
親会社であるアデコのネットワークを活かし、ミドル・ハイクラス層向けの非公開求人も提供しています。
わたしが登録したときには「Spring転職エージェント」という名称でしたが、2023年にリブランドし、現在の「LHH転職エージェント」となりました。
豊富な求人情報と高い専門性を持ち、個別対応のキャリアカウンセリングを提供し、質の高いサービスと利用者の満足度の高さが特徴です。
社名 アデコ株式会社
設立 1985年7月29日
本社所在地 東京都千代田区霞が関3-7-1 霞が関東急ビル
拠点 首都圏 関西 東海(求人案件は全国主要都市をカバー)
求人情報数 60,523件(非公開求人 44,780件)※本記事投稿時点
② 提供されるサービスの特徴
LHH転職エージェントが提供するサービスは、転職活動全般を網羅しています。
まず、個別対応のキャリアカウンセリングで、あなたの強みや希望条件を詳しくヒアリングします。
次に、カウンセリングをもとに、豊富な求人情報から、最適なポジションを提案します。
また、応募時には履歴書や職務経歴書の添削や模擬面接等の面接対策のサポートを提供します。
さらに、内定後の条件交渉や入社前後のサポートも行い、転職活動を全面的に支援します。
これまでに他の転職エージェントに登録したことがある人は、特に違和感なくスムーズにサービスを利用できます。
③LHH転職エージェントの主な採用企業(外資系企業)
LHH転職エージェントは、外資系企業への転職に強みを持っています。
主な採用企業には、世界的に有名な大手企業が多く含まれます。
例えば、IT業界ではGoogleやMicrosoft、金融業界ではJ.P. MorganやGoldman Sachsなどが名を連ねています。
また、製薬業界ではPfizerやNovartis、消費財業界ではUnileverやP&Gといった企業もあります。
これらの企業は、グローバルな視点と高い専門性を持つ人材を求めており、LHH転職エージェントのネットワークを通じて、多くの転職成功事例が生まれています。
私も利用していて、紹介いただく案件は実際に実績のある外資系企業とグローバルに展開する日系企業が多い傾向にあります。
外資系企業への転職を目指す方にとって、グローバル企業からの信頼も厚いLHH転職エージェントは有力な選択肢と言えるでしょう。
LHH転職エージェントの強み
それでは次にLHH転職エージェントの強みを説明します!
- 高い専門性と豊富な求人情報
- 転職支援のプロフェッショナルなサポート
- 外資系・グローバル日系企業への強いコネクション
① 高い専門性と豊富な求人情報
LHH転職エージェントは、高い専門性を誇るコンサルタントが多数在籍しています。
LHH転職エージェントのコンサルタントは各業界の最新動向や企業の求めるスキルを熟知しており、あなたの強みを最大限に引き出すサポートをします。
また、LHH転職エージェントは豊富な求人情報を持ち、特に外資系企業や日系グローバル企業への強いコネクションがあります。
独自のネットワークを活用して、他のエージェントでは見つけにくい求人情報も期待できるでしょう。
さらに、定期的な求人情報の更新により、最新の市場動向に合わせた転職活動が可能です。
LHH転職エージェントの高い専門性と豊富な求人情報を活用することで、理想の転職先を見つける確率が格段に上がります。
② 転職支援のプロフェッショナルなサポート
LHH転職エージェントは、転職支援のプロフェッショナルなサポートを提供しています。
まず、登録後のキャリアカウンセリングでは、あなたのキャリア目標や希望条件を詳細にヒアリングします。
次に、業界と職種に精通したコンサルタントが、最適な求人を提案。
書類作成の段階では、履歴書や職務経歴書の添削を行い、応募書類の完成度を高めます。
面接対策も充実しており、模擬面接を通じて実践的なアドバイスを提供します。
さらに、内定後の条件交渉や入社後のフォローアップも行い、入社時および転職後の成功を支援します。
LHH転職エージェントのプロフェッショナルなサポートで、安心して転職活動を進めることができます。
③ 外資系・日系グローバル企業への強いコネクション
LHH転職エージェントは、外資系・日系グローバル企業への強いコネクションを持っています。
長年にわたる実績と信頼関係により、世界的に有名な企業とのパートナーシップを築いているからです。
これにより、他のエージェントでは見つけにくい独自の求人情報を提供できます。
また、採用企業の採用プロセスや求められるスキルに精通しており、的確なアドバイスを受けられるでしょう。
さらに、採用担当者との直接のコミュニケーションを通じて、応募書類だけでは伝えきれない候補者の魅力を最大限にアピールすることが可能です。
LHH転職エージェントの強いコネクションを活用することで、外資系企業への転職成功のチャンスが大幅に広がります。
LHH転職エージェントの弱み
それでは次に登録している私が実感するLHH転職エージェントの弱みを説明します!
- サービス提供エリアが限定されている
- 求人数は総合型エージェントに劣る
① サービス提供エリアが限定されている
LHH転職エージェントのサービスには、希望の勤務地によっては期待どおりのサービスが受けられないことがあります。
首都圏、関西、東海では幅広いサポートを提供していますが、地方のエリアではサービスの提供が難しい場合があります。
そもそもLHH転職エージェントの強みである外資系・日系グローバル企業が地方には少ないからです。
このため、地方在住の方は物足りなさを感じることがあるかもしれません。
実際にわたしも利用して、紹介してもらっている案件は東京の企業が一番多いです。
転職エージェントを利用する際には、サービスの提供エリアを事前に確認することが重要です。
自分の希望に合ったサービスを提供する転職エージェントを選択することによって、転職活動をスムーズに進めるための適切なサポートを受けることができます。
② 求人数は総合型エージェントに劣る
LHH転職エージェントの取扱い求人数は本記事投稿時点で約6万件です。
日系総合エージェントの最大手のひとつであるdodaの約25万件と比較すると見劣りします。
業界・地域を幅広く検討されている方にとってはdodaも併用すべき転職エージェントでしょう。
しかしながら、同じくハイクラス系のエージェントであるJACリクルートメントの取扱い件数は約2万件で、LHH転職エージェントの約1/3程度となっています。
ハイクラス案件を検討している方にとっては十分検討に値する求人数と言えますね!
LHH転職エージェントのメリット
それでは次に登録している私が実感しているLHH転職エージェントを利用するメリットを説明します!
- 職種に精通したコンサルタントによるキャリアカウンセリング
- 360度式コンサルティング
- 応募から入社後までのサポート
① 職種に精通したコンサルタントによるキャリアカウンセリング
転職エージェントでは、業界別でコンサルタントがアサインされることが多いですが、LHH転職エージェントでは、職種別に専門のコンサルタントがサポートする体制をとっています。
- あなたの職種に対する理解が深い経験豊富なコンサルタントが、あなたのキャリア目標や強み、希望条件を詳細にヒアリング
- ヒアリングに基づいて最適なキャリア戦略を提案し、具体的なアクションプランを策定
- 履歴書や職務経歴書の作成、面接対策等のサポート
- 定期的な面談を通じて、進捗状況を確認しながら柔軟にサポート内容を調整
このような個別対応のキャリアカウンセリングにより、あなたの転職活動がより効果的かつスムーズに進むことを目指します。
② 360度式コンサルティング
他の転職エージェントでは、企業・求職者のそれぞれに担当の付く分業制を採っていることが多いです。
いっぽう、LHH転職エージェントは、企業・求職者の両者を担当し、360度式の一気通貫型コンサルティングサービスを提供しています。
機械的なスキルマッチで求人を紹介するのではなく、入社後の活躍を見据えて、求職者と企業の相性まで見極めます。
コンサルタントが採用の決め手になる生の情報を企業側からヒアリングし、生の情報を求職者へ直接提供します。
いっぽう、求職者の方の応募書類では表せない情報や人柄を求人企業へ直接届けます。
転職回数が多い方や、キャリアの空白期間がある方にとって、このようにコンサルタントによって採用企業に対してフォローしてもらえる体制は大きなメリットとなるでしょう。
実際にわたしも案件を紹介してもらう際には採用背景などを直接説明してもらえるので、鮮度の高い情報をもらっていると実感しています!
③ 応募から入社後までのサポート
LHH転職エージェントは、転職活動全般にわたる包括的なサポートを提供しています。
- キャリアカウンセリングを通じて、あなたのキャリアゴールを明確にし、それに基づいた転職戦略を策定
- 希望条件に合ったポジションを紹介
- 履歴書や職務経歴書の添削を行い、応募書類の完成度を高める
- 模擬面接等の面接対策
- 内定後の条件交渉や入社後のフォローアップ
LHH転職エージェントに登録するとこのような全般的に手厚いサポートが期待でき、転職活動を効果的かつスムーズに進めることができます。
LHH転職エージェントの実際の利用者の声
それでは次に実際に利用しているわたしの体験談と利用者の声を紹介します!
① 実際に利用している筆者の体験談
わたしは2018年からLHH転職エージェント(旧Spring転職エージェント)を利用しています。
これまで30社以上の転職エージェントを利用していますが、他社との比較での感想としては、コンサルタントの質が高いということです。
まず、自分の希望とのマッチ度の高い求人案件を紹介してもらうことが多いので、自分の経歴をしっかり見て頂けているなと感じます。
さらに採用企業の採用責任者(Hiring Manager)からのヒアリングの質も高いと感じることが多いです。
採用の背景、組織構成、求める人物像、現在組織が抱える課題と今後の目標など、求人票には書かれていない情報を提供してもらっています。
これらの情報は応募の意思決定や面接対策においてとても有益です。
わたしの担当コンサルタントは毎月求人案件のレポートを送ってくれますので、月1回まとめて案件を検討できる、というのも大変ありがたく感じています!
わたしが30社以上登録しているなかで、このようなレポートを送ってくれるコンサルタントはLHH転職エージェントのみです。
求人の量よりも質を重視される方にとって、LHH転職エージェントは選択肢に入れるべきエージェントです。
② 利用者の満足度と評価
LHH転職エージェントの利用者の満足度と評価はサイト上で公開されています。
多くの利用者は、個別対応のキャリアカウンセリングや専門的なアドバイスに満足しています。
特に、外資系企業への転職サポートが高く評価されており、転職成功率の高さも満足度に寄与しています。
利用者からは、
希望通りの企業に転職できた
面接対策が非常に役立った
というポジティブなフィードバックが寄せられています。
一方で、「市場価値を率直に伝えてほしい」、「要望・能力・キャリアプランを深掘りしてミスマッチを減らしてほしい」といった改善要望もあります。
LHH転職エージェントはこの様な改善要望も公開しており、今後さらにサービスを改善させていくことの現れとなっています。
③ LHH転職エージェントはこんな人におすすめ
実際に利用しているわたしがLHH転職エージェントをおすすめしたい人は以下のとおりです。
- 外資系・日系グローバル企業の案件を狙っている
- 求人の量よりもマッチ度を重視している
- コンサルタントの手厚いサポートを期待している
- 焦らずじっくり良い転職機会を見極めたい
- コンサルタントとは日本語でコミュニケーションをとりたい
LHH転職エージェントに登録する方法とサポート内容
それではLHH転職エージェントに登録する方法とサポート内容について説明していきます!
① 登録の手順と必要書類
LHH転職エージェントへの登録手順は簡単で、数ステップで完了します。
まず、公式サイト(登録無料)にアクセスします。
公式サイト(登録無料):LHH転職エージェント
「カンタン1分 まずは無料で登録する」をクリック
登録フォームに基本情報を入力します。
次に、職務経歴を入力しますが、既に職務経歴書を用意してある人は書類のアップロードが可能です。
職務経歴は実績・スキルをアピールする重要な資料となりますが、コンサルタントとの面談後にブラッシュアップすることもできます。
フォームの入力と経歴の登録が完了したら、コンサルタントからの連絡を待ちましょう。
ここまでの手順を終えると、正式に登録が完了し、転職活動がスタートします。
② 登録後の流れとサポート内容
LHH転職エージェントへの登録が完了すると、まず、コンサルタントとの初回面談が行われます。
コンサルタントとの面談では、あなたのキャリアの目標や希望条件を詳細にヒアリングし、最適なキャリアプランを提案します。
その後、希望に合った求人情報が提供される流れとなります。
ハイクラス求人の転職エージェントの場合は、求人案件の数よりもマッチ度を重視しますので、登録後すぐに紹介があるとは限らないことは認識しておきましょう。
応募したい案件の紹介があった場合には、応募書類の準備が始まります。
履歴書や職務経歴書の添削サービスを通じて、応募書類の完成度を高めます。
次に、面接対策が行われ、面接官や配属される組織等の情報提供を受けたり、模擬面接を通じて実践的なアドバイスを受けられます。
晴れて内定を獲得した場合は、担当のコンサルタントが条件交渉や入社準備もサポートしてくれます。
さらに入社後も定期的なフォローアップが行われ、新しい職場での定着を支援してくれますので、初めて転職する方にとっても心強い存在となるでしょう。
LHH転職エージェントの利用者は無料でこれらの一貫した質の高いサポートを受けることができます。
LHH転職エージェントを利用するコツ
それでは、まとめの前に実際に利用しているわたしがLHH転職エージェントを利用するコツを説明します!
- 希望条件をしっかり伝える
- 担当者の変更をためらわない
- 複数の転職エージェントを併用する
① 希望条件をしっかり伝える
転職活動では、自分の希望する業界・職種・年収などを具体的に伝えることが重要です。
曖昧なまま進めると、紹介される求人が自分の希望とずれてしまう可能性があります。
初回面談で本音を伝え、キャリアのゴールを明確にしましょう。
また、転職活動を続けているうちに、希望条件が変わってくることもあります。
コンサルタントと密にコミュニケーションを取って、機会損失にならないように気を付けましょう。
② 担当者の変更をためらわない
担当者との相性は転職活動の成功に大きく影響します。
もし担当者の対応が合わないと感じた場合は、遠慮せず変更を依頼することが大切です。
こちらの希望を正確に理解してくれる担当者と進めることで、転職活動がよりスムーズになります。
③ 複数の転職エージェントを併用する
どの転職エージェントにも強みと弱みがあります。
LHH転職エージェントだけでなく、他の転職エージェントも併用することで、求人の選択肢が広がります。
以下のようにエージェントごとの強みを活かし、効率よく転職活動を進めましょう。
併用のおすすめエージェント例:
- Robert Walters:同じく外資系・グローバル日系企業に強みを持ち、求人数が多い
- MS-Japan:管理部門の職種に特化しているため、より職種の理解が深い
複数登録することで、応募数や選考の幅が広がり、自分に合った求人に出会いやすくなります。
LHH転職エージェントの評判:まとめ
以上、この記事では、利用者の目線でLHH転職エージェントについて説明しました。
LHH転職エージェントに登録するメリットは以下のとおりです。
- 外資系・日系グローバル企業の案件を狙っている
- 求人の量よりもマッチ度を重視している
- コンサルタントの手厚いサポートを期待している
- 焦らずじっくり良い転職機会を見極めたい
- コンサルタントとは日本語でコミュニケーションをとりたい
まず、専門的なキャリアカウンセリングと個別対応のサポートが魅力です。
あなたの職種に精通した経験豊富なコンサルタントが、あなたのキャリアゴールを具体化し、最適な転職戦略を提案します。
また、豊富な外資系・日系グローバル企業とのコネクションを活かし、希望に合った求人情報を迅速に提供します。
いっぽう、中堅ベンチャー企業も取り扱っており、利用者が希望する場合はベンチャー企業を狙うことも可能です。
さらに、応募書類の添削や面接対策のサポートも充実しており、書類選考や面接を通過する可能性を高めてくれます。
利用者満足度の高さや実績豊富な成功事例も、LHH転職エージェントの信頼性を裏付ける重要な要素です。
コンサルタントが採用企業と応募者と直接コミュニケーションを取るため、応募書類では表現しきれないアピールポイントやフォローが必要な事情も採用企業に丁寧に説明してもらえるでしょう。
LHH転職エージェントの利用を迷っている方も、まずは登録して面談を受けてみましょう。
無料で受けられる初回カウンセリングを通じて、自分に合った非公開求人にアクセスするチャンスをつかんでください!
公式サイト(登録無料):LHH転職エージェント
いっぽう、転職エージェントにはそれぞれ強みと弱みがあります。
LHH転職エージェントも強み・弱みがあり、その弱みを補完するためにも転職エージェントは複数登録しておくことがおすすめです。
また、現職の業務においても業界のネットワークを広げておくことも重要です。
あなたの人柄・経験・スキルが評価されると、リファラルによる採用も期待できます。
リファラルについては以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。最後まで読んで下さりありがとうございました!